時の移ろい、追憶のコンデジ
2025年、夏になった。 今朝干したばかりのバスタオルが、昼食前にはもう乾いていた。 夏本番の猛暑に室外機の熱風が加わって、ベランダがまるで巨大な乾燥機のようだ。 2019年11月の投稿を最後にJOURNALを更新しない […]
2025.07.23
「虹の岬の喫茶店」と「街の外れの古着屋」
ゲームで遊ぶ子ども達の輪の近くを陣取って読書 休日になると、我が家に子ども達が集まってくる。 天気のいい日もそうじゃない日も、我が子とその友達がニンテンドースイッチで遊んでいる。 大きな柿の木に登ったり、裏山に秘密基地を […]
2019.11.27
友人はフォトグラファー
愛着のある思い出の舞台は、だいたいいつも吉祥寺だった 出会って20年来の友人がいる。 名は村松。 村松くんとは、共に通っていた文化服装学院で出会った。 村松くんが18歳、僕が19歳の頃だ。 当時の僕はど派手なドレッドヘア […]
2019.11.06
梅雨の間に2度読んだ「ぼくたちが選べなかったことを、選びなおすために。」
直球で内角をえぐられるような鋭さ。 長い梅雨が明けた。 日差しの少ない7月、幡野広志さんの「ぼくたちが選べなかったことを、選びなおすために。」を2度読んだ。 著者の幡野広志さんは写真家で、2017年11月に多発性骨髄腫と […]
2019.07.30
読書好きだった母に捧げる「がんを抱えて、自分らしく生きたい」
なだらかな下り坂。 梅雨の晴れ間、故郷にいる。 僕が高校3年生の時、母が乳がんになった。 それから2017年6月に息を引き取るまでの間、母は母らしく生きた。 友達の多い母だった。人が好きな母だった。母の周りにはいつも人が […]
2019.06.16
街で見掛けるデザインと故郷への思い
街には誰かにデザインされたものがいっぱいある。 街を歩く時、職業柄かいろんなデザインに目を向ける機会が多い。 例えば、電車に乗ればつり革広告に目がいくし、ショッピングをする時はお店に置いてあるリーフレットやルックブックを […]
2019.06.14